May in the dark

生きるのに困ったら

澱み

将来、人類は2つに分かれていく。

なんて書き出しはじめると、「あぁ、また意識の高い系の話か」と、思われるし、私もそう思う。


「英語ができる人間と出来ない人間に分かれていく」とか「プログラミング出来るやつと出来ないやつに分かれていく」とかが典型的なパターンだと思う、金持ち父さんとか貧乏父さんとか。

人間は二元論が好きだ。善か悪か。だから、ある物事をざっくり二分割し、片方は善。片方は悪と決めつける書評や記事が売れるし、今も進んでいる。

好きだ。というか、多分、二元論しか出来ないんだと思う。


コンピュータとか、AI の話をすると、以下のようなカウンターがどこかから必ず帰ってくる。

「機械はゼロかイチしか判断できないけど、人間はより曖昧な判断を下すことが出来る」

この命題は偽で、人間もぶっちゃけゼロとイチしか判断出来ていない。

結局、このゼロとイチをどれだけ組み合わせることが出来るか。離散値的な視野をどれだけ擬似的に連続値的な視野に落とし込めるかが、生きる上で大事だと思ってる。


大事なことは、二元論ではなく多元論。

でもこれ、難しいんだよな〜。