コミュ障が世界を救う
そう信じて生きろ死ぬな
1989年。若い人はもう殆ど知らない。私だって生まれていない。連続幼女誘拐殺人事件という事件があり、この犯人の部屋のオタクグッズの数々から「オタク=犯罪者予備軍」の認識が広がった。
2017年。当時に比べれば、オタクのことを犯罪者予備軍と呼ぶ人は随分減ったと思う。
オタクが主人公の、世界を救う物語だって、増えてきた。
オタク趣味を持つことを隠す人も減ってきた。世の中平和になった。
本当に???
そう簡単に平和にならないのが、人間何だよなー。
人間たちは、自分と異なる人種・宗教・思想を差別しないとやってられないらしい。
オタクが市民権を得てしまったので、次の差別対象を探さなければならない。
その差別対象が、コミュ障。になった。
コミュ障の具体的な定義は議論が分かれるところだと思うけど、要するに、コミュニケーションが取りにくい奴らの事である。具体的な「高機能自閉症」とか「ADHD」とか、発達障害というカテゴリでディスられることが多い。
今は苦しい氷河期だけど、
絶対20年後くらいに、コミュ障が世界を救う日が来ると思う。